クラフトビール×つくも鍋×アート 三輪「恵美酒まつり」開催!

三輪惠比須神社の「初えびす」の
プレイベントとして2/2(日)に
JR三輪駅で「恵美酒まつり」を開催します。
三輪惠美酒クラフトビールも初登場!

日時/2025年2月2日(日)10:00〜15:00
会場/JR三輪駅&駅前広場

開催報告

名称 JR三輪駅 縁結び広場 Vol.2「三輪惠美酒まつり」
日時 2025年2月2日(日)10:00〜15:00
会場 JR三輪駅の駅舎(臨時券売室ほか)および駅前広場
趣旨 三輪惠比須神社の「初市祭」(2/5〜7)のプレイベントとして開催

■ご当地商品の企画・販売




「三輪惠美酒」MIWA CRAFT 誕生!
奈良県産の素材にこだわったクラフトビールを通して奈良の魅力を全国に発信する「ゴールデンラビットビール」(奈良市)さん。海外のアワードでの受賞実績も誇るこちらの醸造所と商品づくりでコラボさせていただき、三輪オリジナルブランドの商品が誕生しました。


新名物「つくも鍋」初登場!
三輪の伝統的な産品である「三輪素麺」と「日本酒」の副産物から生まれたスローフード「つくも鍋」。「素麺のふし」と「酒粕」のアップサイクルをコンセプトにした体の芯まで温まるヘルシーなお鍋です。飛鳥鍋のようなご当地鍋になればと有志メンバー一丸となって企画しました。主役である「今西酒造さんの酒粕」と「小西勇製麺所さんの素麺のふし」を引き立てるため、たくさんの脇役(白菜、大根、人参、里芋、油揚げ、こんにゃく、ネギなど)を揃えました。

また、今回の工夫点としては、「コク旨プレミアム(酒粕濃厚)」と「酒粕ほんのり(酒粕少量)」の2種類をご用意したこと。コク旨には贅沢に北海道産の紅鮭を使用し、酒粕の風味をしっかり効かせています。他方、ほんのりタイプにはお酒が苦手な方やお子さんにも親しんでもらえるよう酒粕がほのかに薫る程度で豚肉の旨みを引き立てました。

■駅前広場カフェ



JR三輪駅や駅前広場を人々が集う新しいコミュニティスペースにしたいという思いでスタートしたこの事業に、これだけたくさんの方々にお越しいただき、イメージしていた街の賑わい風景が現実のものとなりました。



バグパイプ演奏
na PÍobairi Fraoigh 堀田 哲章さん

駅前広場のカフェスペースで、午前・午後の2回のステージをご披露いただきました。西洋の伝統楽器である「バグパイプ」の美しい音色を楽しむだけでなく、みなさま楽器の造形や構造にも興味津々のご様子。バグパイプの生演奏という貴重な機会をご提供いただきました。

「三輪惠美酒」MIWA CRAFT 販売(実行委員会)
イベント開始前からたくさんのお問い合わせいただきブレイクの予感!今回は三輪惠比須神社さんへの奉納を主としてのテスト販売のため販売数量は70本程度でしたが、あっという間に完売となりました。みなさま今後の展開にご期待ください!

新名物「つくも鍋」販売(実行委員会)
このお鍋の名称は「つくもがみ」が由来。長い年月を経た道具に魂が宿るとされる「つくもがみ」は、物を大切にする日本人の精神の表れです。この伝統的な価値観をアップサイクルになぞらえたのが「つくも鍋」です。短時間のイベントながら約170杯をご提供させていただきました。三輪の名物になればとの思いで企画したのですが、さっそく地域のお料理屋さんから「つくも鍋」を店舗で提供したいとのご連絡をいただきました。まさに心願成就、惠比須さま、つくもがみさま、ありがとうございます!

■駅舎活用(臨時券売室)

アイリッシュコーヒーおよび各種コーヒー販売
コーヒースタンド「ATMOSPHERE COFFEE」さん(奈良県桜井市)

経験に裏打ちされたドリップ技術と厳選された珈琲豆でこだわりのコーヒーを提供されているアトモスフィア・コーヒーさん。今回の「惠美酒まつり」にあわせてウイスキーを使った「アイリッシュコーヒー」をご提供いただきました。もちろんノンアルコールのコーヒーもご用意いただき、たくさんの来場者さんの心と体をホットにしていただきました。


カレーサンド販売
カレーサンド屋「だらだらするだら?」さん(大阪府豊中市)

現役大学生の起業家による豊中市庄内生まれのカレーサンドをご提供いただきました。10月に引き続いての出店となりますが、今回は代表の陣内(じんのうち)さんが登場!!かつて「100日後にカレーサンド屋」という企画で間借り営業しながら関西各地を巡ったり、YouTubeチャンネル「令和の虎」で完全ALLを達成したりと、注目を集める学生起業家さんです。自慢のカレーサンドのお味も折紙付きで、スパイシーだけど辛くないマイルドな風味が特徴です。約50人前、速攻ソールドアウトと流石です。販売終了後は三輪のまちなかを巡るスタンプラリーにも参加していただきました!


鉄道参拝記念券(運営:さこすて®みわ)
アンケートに答えると、もれなくもらえる「鉄道参拝記念券」。乗車券をイメージしたオリジナルの記念券に、”さこすて®みわ“として復刻させた「三輪駅スタンプ」を鉄道利用者自らが押印。思いが詰まった記念品の完成です。


三輪駅おもひで写真展(運営:さこすて®みわ)
地域の方からご提供いただいたJR三輪駅や周辺地域の懐かしい写真をパネルとして展示。「駅」という思い出が詰まった地域の拠点で、かつてのまちの風情に想いを馳せていただきました。と同時に、まちづくりのこれまでの活動記録を紹介するパネル展示も行いました。



三輪文学まち歩きスタンプラリー(運営:さこすて®みわ)
三輪のまちは、記紀万葉だけでなく、平安から近代までたくさんの文学作品に登場します。三輪のまちなかに点在する文学スポットを巡るスタンプラリーを開催し、新しい周遊の楽しみ方を提案。すべてを巡ってスタンプ帳をコンプリートした方には鉄道グッズをプレゼント。

■アートイベント

 

ART PROJECT「節分つくもがみ」
主催:大阪公立大学大学院都市経営研究科アートとまちづくり研究会
協力:三輪駅地域作戦会議、子育て支援団体 ほほえみ

長い年月を経て“モノ”に精霊が宿った「つくもがみ」。大量廃棄社会へのアンチテーゼとして、道具や廃棄物に新たな生命を吹き込むアート表現を行いながら「もったいない」「物を大切に」というメッセージをたくさんの人々に発信していただきました。子どもたちを含む約20名がプロジェクトに参加。午前中のワークショップではそれぞれ持ち寄った素材を身にまとい「つくもがみ」へと変身。午後からはアートパフォーマンスとして三輪の街を巡行し、持続可能な未来のあり方についての問いかけを行うとともに、旧暦の1年の終わりである「節分」にまち全体の厄落としも行っていただきました。

■街バルの開催

ほろ酔小路「うま酒三輪」開催

参加店舗 10店舗
期間 2025年2月1日(土)〜11日(火・祝)

JR三輪駅周辺の飲食店さんを中心に、お酒と肴をセットにした「お得メニュー」を各店ごとに考案のうえ提供していただきました。三輪を訪れる参拝者や観光客の方々に、お酒の発祥の地「三輪」をもっと気軽に楽しんでいただけるよう、地域一帯となったおもてなしの仕組みづくりを目指しています。

イベントを振り返って

今回は、「三輪惠美酒 MIWA CRAFT」や「つくも鍋」などの商品企画を行い、多くの皆様から喜びの声をいただける結果となりました。新しい商品や名物が誕生することで、まちの中での楽しみが増えるとともに、商品自体が三輪のPR媒体として情報発信されます。新しいことにチャレンジしたくなる機運づくりと、チャレンジしたい人を応援する仕組みづくりを通して、面白いアイデアが具現化されるクリエイティブなまちづくりを進めていきたいと思います。

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